仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

いわゆるビジネス成功書。ただし巷にあふれるテクニック集と趣が異なる。少なくとも今現在自分が捉えている原理原則にもっとも近い部分が書かれている点が興味深い。もしあなたが

  • 今の環境に満足していない
  • 自分が何をしたらいいのか分からない
  • 自分の行動がまわりに評価されていない

と感じているなら是非読んでおく価値はある。良書。

ストーリーはとあるサラリーマンと老人の会話という形で進んでいくが、なめらかに理想通りに事が運ぶ*わけではない*。あまりにも論理が飛躍するとサラリーマンが怪訝な顔をし老人が順を追って説明しなおすというなるほど実際の会話のように話が運んでいく。なおこの本を読めばビジネスで成功してお金がっぽりウハウハで裕福な生活という臭いはほとんどしない。当然エピローグでサラリーマンは幸せな生活を過ごすことになるわけだがタイトル通りいかに「仕事を楽しむ」かに焦点はしぼられている。

  1. 仕事に関してイライラしていることを残らず並べる→川沿いに住もうと思うならワニと仲良くなれ
  2. 仕事に関してやっている全てのことをリストアップする→仕事を再定義し続ける
  3. 仕事上でやったミスを全て書き出す→時間をおいてもういちど取り組む

絶えず試してみよう。