親子で楽しむ論語

この春、長男が小学校に入学するわけだが、毎月ベネッセからは入学準備ワークブックが届いている。1日1回勉強の習慣をつけようということらしく、国語と算数が毎日1つずつ20日分ほど用意されている。


ある日の国語の課題に「音読」があって『背筋をのばして両手で本を持ち、大きな声でハッキリと読んでみよう』というものだった。まずは親が見本をみせてあげてください、というので一通り読んであげる。次に長男に後を追って読んでもらうと、予想以上にスラスラと文章を読み上げる。ところどころ文章の「間」がおかしいところはあるけれど、小学一年生でこれだけ読めれば十分じゃなかろうか。


対して次男は、なかなか文字を覚えてくれない。テレビのリモコンを操作するときにも「1チャンにして」とお願いしても、どれが「1」なのかまだ理解が怪しい様子。かろうじてハンカチや服についている自分と兄の名前は区別できるようだが、まだまだひらがなを読む様子はない。というか読もうという気配が感じられない・・・
それでもパズルや迷路は好きなようで、よくオモチャ箱からそういう類いのおもちゃをひっぱりだして遊んでいる。そういえば週末のたびにゴセイグレートを出してはカチャカチャ組み立てて遊んでいるな。長男はめっきりダブルドライバーで遊ばなくなったのに。次男は頭で考えるよりも手を動かすのが好きなのかもしれない。


ということで先日家族で本屋さんに行き、次男のための迷路の本と、長男のための読本を選んでみた。迷路の本といっても種類はいろいろあり、公文からでてる教材的なものから、図柄がカラフルな「ウォーリーを探せ」くらいの大型本まであり選ぶのに迷う。いくつか手にとってみたが、まずは手始めということで公文のシンプルなものにしてみた。
(家に帰ったら早速、指でなぞって遊んでいたので、これで良かったっぽい)


で、長男には「ちょっと漢字も入っていて、かつ自分一人でも読める文章量で、絵本っぽくなく、何度も読める本」を探してみたところ、ちょうど良いものをみつけた。


親子で読む はじめての論語

親子で読む はじめての論語


そういえば、昨年2010年は巷ではひそかな論語ブーム(だった?)というのを聞いたことがあったような、なかったような、あったような。自分自身は古文の類いは苦手で、この手の本にあまり馴染みがないので、これを機会に読んでみようと思ったというのも選択理由の一つ。

見開き2ページで1つずつ、右ページに送り仮名つきの文章と漢文、左ページにこどもでも分かる現代語訳になっていて、ぜんぶで60の孔子の教えが紹介されてます。夜寝る前に1つずつ読んであげるのにちょうど良い分量で、フリガナもついているので長男でも読めます。(Amazonなか見!検索できますので興味のある方はどうぞ)


夜寝る前には、論語を1つずつ読んでます。