トンビにクレープをさらわれた

帰りに寄った氷見の道の駅で、長男がクレープ食べたいと言った。みかんとパイナップルがたっぷり入ったクレープを片手にご満悦の様子。しばらく屋外テントの下で食べていたんだけど、時間もおしていたので残りは車に戻って食べることに。


長男は右手にクレープを持ち、その横を妻が歩く。自分は後ろを歩いていたんだけど、突然大きな影が長男の背後からスーッと近づいてくる。


アッ! と思う間もなく、右手に握られていたクレープはトンビにさらわれ、道路にみかんが散乱する。そのみかんを今度はカラスがついばむ。

長男はしばらくなにが起きたのかわからない様子だったけど、落ち着いてきたら泣きながら「ぼく、クレープ買わなければよかったんだね」とグスグス。

そんな長男を抱っこしながら「そんなことないよ。クレープおいしかったでしょ」となぐさめてあげていると、



「お父さん、こんどは鉄砲もってこようね」



君は本当に怖いことを言うなぁ。まぁ気持ちは分かるけど。