マンガでわかる上司と部下の職場系心理学 ★★★

上から目線の困った上司との付き合いに悩んでいるという「友人」からの相談で購入。マンガで読めるので1時間もあれば読了できる手軽さがよい。ただ発行が2003年の割に部下の若者が「バブル入社組」の設定なのが気になる。困った上司こそバブル入社組のはずなのだが・・・世代に関係なく常に職場を悩ます人間関係ということか。

上司から目線で、

  • 上から目線の命令方上司ではのびのびとした部下は育たないよ。
  • 上司だから年上だから部下に弱みをみせられないでなく、困っているなら助けてほしいなら助けを求めよう。
  • そして助けてもらったら感謝を態度であらわそう。
  • 欠けている部分を責めるのではなく、できていることを認め褒めてあげよう。

なんか、これ、昨日も同じようなこと書かなかったっけ?

それでは部下から目線で。

  • 問題の対象を二人称・三人称から自分に変える
  • 他人は変えることができない/変えられるのは自分だけ
  • 過去は変えることができない/変えられるのは未来だけ


「自分はできる人ではない」。自分が人と話す時心がけているのはこの点。例えば仕事の報告を受けたとする。聞いていて「自分が進めればここにこういう問題がでてきそうだけど・・・」と思ったらそれを相手に相談する。大抵の場合、相手はすでにその問題に気付いているし解決策も考えている。自分はそれを確認して安心する。

「謙虚であれ」

ただ、それだけではないだろうか。

マンガでわかる上司と部下の職場系心理学

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