でんしゃ、でんしゃ

毎日二人の子守をするのも大変なので次男を妻の実家に預かってもらって長男だけ連れて行動してみる。先日ところてんを食べに行った時に電車に乗って近所にお出掛けしたいねぇと話していたので、父の母親を誘って小旅行をしてみる。

各駅停車で30分ほどの旅なわけだが、初めての路線ということで長男は大興奮。「トンネルだね」「新幹線だね」と楽しそうだ。もっと叫んで大騒ぎするかと思ったがちゃんと座っていたので車内マナーは習得している模様。

途中下車してみたものの私も母も降りたことがない場所。帰りの電車は一時間後なのでなにかで時間を潰さなければならない。と、どうやら近くに名物の杉があるらしい。歩いていけそうな距離なので周辺地図を頼りに道を探すが案内が見あたらない。結局あきらめて駅近くの建物の影にあったベンチに腰掛けて過ごす。

帰りの電車がくる時刻になったので駅のホームにでたところ反対方向の電車が時間調整のため停車していた。どうやら息子はあの電車に乗らないと家に帰れないと勘違いしたようで「あっちにいく、あっちにいく」と絶叫しはじめる。「乗る電車はあれじゃないよ、帰りの電車はちゃんと来るよ」と教えても信じていただけないようで。父はショックです。

ようやく電車が到着。実物をみて安心したのかすんなり乗ってくれる。また30分ほどゆられて帰ってきました。「でんしゃのれたね」「ガタンゴトンっていったね」と夕方まで繰り返し自慢げに話す。彼にとっては大旅行だったらしく、父も満足です。


ふとそんなことを書いていたら岩瀬さんのブログを思い出した。子育てって難しいですね。