とてつもない日本 (新潮新書) ★★★

とてつもない日本 (新潮新書)

とてつもない日本 (新潮新書)

先の総裁選で麻生さんが立候補したのを知るのと、吉田茂の孫だということを知るのと、実はかなりのマンガ好きというのを知ったのはほぼ同時期だったか。秋葉原で演説してオタクの兄さん達に異常にウケが良かったという逸話と、最近の日本核保有議論のようなタブーも厭わない物言いに興味があったので近所の本屋で平積みしてあった本書を購入してみた。

政治には疎い私ですが初めて「この政治家の考え方好き」という人に会えた感じです。本書から感じる基本的な考え方

あたり共感できます。なにより文体が柔らかいので200ページ程ありますが2時間かからず読めました。

もちろん麻生さん個人の考えなのでいずれかの話題についてバイアスが掛かっているとは思いますが、別の誰かとの意見を比較するにあたってのまずはベースとして取っ掛かりとしてみようと思います。私と同じく政治が苦手な人にもオススメできる良書です。