ものづくり魂――この原点を忘れた企業は滅びる

ここ数年の強化テーマ「トヨタ」「ソニー」「ホンダ」「松下」より。戦後の何もなかった頃に始まった、というより何もなかったからこそ始まったSONYについて本人達自身の口から知ることができます。前半は井深氏からみた本田宗一郎との友好についてエピソードや本田氏の書籍を引用しつつ述べられ、後半は世間ではめずらしいらしい井深大盛田昭夫の対談がおさめられています。


滅びるかどうかは私には分からないがなんだが「利益至上」の会社が目につくのも事実。そもそも市場主義ってのは「いいものが消費者に認められる」のが大事だけど「消費者が認めたからいいもの」は成り立たない気がしているのです。それを証明できるほど経済については明るくないが。まず自分達の会社の、いやそこまで大きくなくても、せめて自分が仕事することで実現したい夢を持っていたいと思うのです。朧気ながらにある気持をシンプルに言語化したときにそれが夢でありビジョンになるんだろうと。