容疑者Xの献身
借りてきて妻と観ようと思ったんだけど、なかなか時間がなく。休みが平日昼間にあった妻が先に観ることに。で、感想
「柴崎コウが邪魔」
TV版みてないしね。TV版みた人なら別の感想があるのかも。
で、夜中に子供を寝かしつけた後、自分も視聴。
・・・なかなかおもしろいじゃないか。石神の印象が自分が思ってたのと違うけど、これはこれでいいか(原作の印象では小太りで、髪が薄くなりかけてて、だらしなくシャツがでてて、恋愛対象にならない感じ)。
・・・ラスト30分。「柴崎コウ、いらね」
・・・視聴終了。なんか淡白な終わり。湯川の絶望感が足りない感じ。最後の最後、仮に石神のすべてのトリックが明らかになっても現在の警察や司法の仕組みのなかで、花岡親子の罪が裁かれることはない。この問題に対する湯川の悔しさと石神の完全勝利感が薄い。残念。
原作を読んでいるんでトリック知ってたけど、まだ未読の人からすれば十分楽しめると思います。ただ、原作未読なんであれば映画より本でぜひこの作品は読んでほしい。直木賞受賞は伊達じゃないです。
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