深夜1時・・・

夜遅く隣で寝ていた長男がモゾモゾとこちらの布団にもぐりこんできた。背中でそれを感じながらも寝ぼけているんだろうと最初は気にしないでいたが、しばらくモゾモゾしていたので向き直って布団をかけてあげた。すると

「おとうさん、おしっこ」

えっ?おしっこ?トイレですか?いままで夜中にトイレに行きたいと言ったことなどないので少々戸惑うが、はっきり「おしっこしたい」というので慌てて抱きかかえてトイレに向かった。

トイレの電気をつけ、長男をおろした・・・が、トイレについて安心してしまったのかグスグスと半べそをかきながら少し漏らし始めてしまう。急いでズボンとパンツを脱がせ便座に座らせる。おぉ、結構でるなぁ。

自分で水を流し便座からおりて「汚れちゃった・・・」ともうしわけなさそうに言う長男。「いいんだよ。教えてくれてありがとう。」と頭をなでると「うん!」と嬉しそうにうなずいた。濡れたパジャマを着替え、「おとうさんもトイレ行っておこうかな」と伝えると「じゃぁ先に戻って寝てるね」とひとりで戻りすぐに寝始めた。


翌朝、物音に気付いていた妻に事情を話すと「大きくなったねぇ」と喜んでいる様子。3歳6ヶ月、いまだにある日突然できることが増えていく長男です。