だから若手が辞めていく――ミドルがカギを握る人材「リテンション」の可能性

休み前に図書館で借りていてそろそろ返却日なのでザッと読んでみた。結局タイトルにある「リテンション=人材定着化を図るためのソリューション」はわからず。バブル入社組と昭和終期(S50〜60年代)には入社時の社会の状況にせよ会社人としての考え方にせよかなりのギャップがありそうだということは読めた。

移転組、残留組またそれら若手をまとめるミドル世代、それぞれの立場の人達に数多くインタビューをとってはいるがどの意見ももっともである。逆にいえば誰も悪くないよねってこと。結局やりかたや考え方に絶対的な善し悪しなぞなく「うちの会社はこれを善しとする」といいきれる大人な考えが必要なのかもしれない。

そもそも私自身卒業後3ヶ月で最初の会社(?)を辞めているので最初の会社を辞めないことにこだわる理由がわからない。大した目的意識もなくブランドや業界イメージだけで入社しているんだから、少しでも自分の特性に気づいたら3年だろうが3ヶ月だろうがさっさと新天地にむけて行動するのが良しではなかろうか。捨てる神あれば拾う神あり。

ということで自分なりのまとめ

  • 若手は帰属意識が低い
  • 若手はいつでも辞める覚悟をもて
  • 会社(ミドル)は辞めるには惜しい魅力を持つ

研修手段としてのOJTはうちの会社もやってるけど定期的なフォロー(振り返り)の機会がないからやりっぱなしな感になっちゃってるのかもしれないと自省。振り返りがなければJobだけでTrainingにはならない。今後は目的と定期的な振り返りを心がけよう。