ぼく、ドラえもんでした。

ぼく、ドラえもんでした。涙と笑いの26年うちあけ話

ぼく、ドラえもんでした。涙と笑いの26年うちあけ話

図書館の新刊コーナーにあったので手にとってみた。76年生まれと完全なドラえもん世代です。長編映画は10作目の日本誕生までしかみていませんが。

大山のぶ代ドラえもんに出会ってから声優を退くまで、26年間の思い出が綴られています。一言でいえば「大山のぶ代ドラえもんが大好きだった」ということです。いかにレギュラー5人の愛情が注がれていたかを知ることができ、大人になった今もう一度旧作が見たくなります。

本の中で紹介されているけど、1998年から始まった"ドラえもん感動シリーズ"という5本があるそうな。「帰ってきたドラえもん」「のび太結婚前夜」「おばあちゃんの思い出」「がんばれ!ジャイアン!!」「ぼくの生まれた日」といずれも原作で名作といわれるものばかり。そうか映像化されていたのか。長編映画とあわせて一緒に見直したいですね。

ところで新版のドラえもんはほとんど見ていません。たまにCMで声を聞きますが、どっちがドラえもんのび太なのか区別できません。ただ新版の絵の方がより原作に忠実っぽいですね(特に目が)。息子たちにとってはこっちが「ドラ声」になるんでしょう。正直ちょっと寂しいですね。