ご冗談でしょう、ファインマンさん(上下)

近所の図書館に困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)がなかったので代わりに。
難しい物理解説の部分をすっとばして読んでもおもしろい。なんなら下巻最後の章「カーゴ・カルト・サイエンス」だけでも読む価値あり。

その「もの」とはいったい何かと言えば、それは一種の科学的良心(または潔癖さ)、すなわち徹底的な正直さともいうべき科学的な考え方の根本原理、言うなれば何ものをもいとわず「誠意を尽くす」姿勢です。

さらに全体を通して伝わってくるのは「好奇心」そして「探求心」。そう、年をとっても好奇心は失っちゃいけないよ、な。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)