人は見た目が9割

会社でコミュニケーション勉強会というのがある。コミュニケーション関係の本を読んで、感想を言い合おうというものだ。おもしろそうなので参加してみたところ、輪読用の本がまわってきた。

人は見た目が9割 (新潮新書)

人は見た目が9割 (新潮新書)

他人が受け取る情報のうち言葉は全体の7%のみ。残りは顔の表情や声の大きさ、変化だよってこと。情報を伝える要素について述べるが、200ページほどの中で話題が多岐にわたる。既知の話題が多いが、非言語コミュニケーションに触れたことがない人には良書かもしれない。

ただし「で、こうすればいい」ということは書かれていないので、これを読んで実生活に活かすのは難しい。この本をベースにより実践的な本を読むのが良いでしょう。

全体を通して。「漫画家はバカじゃできない」というのがよくわかる。漫画は非言語コミュニケーションの集大成。日本の漫画は世に誇れる一流の文化であり、芸術である。