外にでる

今年の目標の外にでるってのはアウトドア派になろうってことじゃありません。人生の時間割上30代ってのはスペシャリストになる時間になってて、スペシャリストになるためにはどんどん外に向かって自分の考えなり行動なりをだしていこうという意味です。閉じた世界で行動しているだけでは独りよがりになってしまいがちですので。外にたくさんの世界を持っていればその内のひとつくらいの世界に嫌なことや辛いことがあったって寛容に受け止められるんじゃないでしょうか。

ここらへんの考えの根底にはずっと 海が聞こえる という作品で清水という登場人物が同窓会で主人公に語った言葉が残っています。作品を知らない方のために引用してみます。

清水:「小学校の頃は 嫌いな子が隣の席になると 絶望して学校に行きとうのうなる事 あったやんか。世界が狭いき 嫌いな子がそばにおると キリキリしたがよね。 存外 塾とかピアノとか 学校以外の世界があると 嫌いな子の一人や二人 どうでもようなるにね。」
森崎:「えーと それはつまり… 清水は世界が狭かったと 反省しゆうちゅうことか?それで武藤に反発したがやと。」
清水:「それはお互いさま あたしも悪かったけんど 武藤さんも相当世界が狭かったちゅうて 自分でも言いよったもん。」

あぁ〜ひさびさに観たくなってきた。

海がきこえる [DVD]

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