お菓子を半分こ

天気が良いので二人でお花見にでも行こうかと思ったが、風が強いので断念。花見会場も人がごった返しているらしく、のんびり花見とは行かないようだ。家で遊ぶことにする。

10時すぎと3時におやつを食べる。おやつは子供向けのかっぱえびせん。適当に皿に移してあげると、一つずつつまんでは口に運ぶ。サクサクと子気味良い音をたてるので「おいしい?」と聞くと指先を(ほっぺでなく)こめかみあたりにつけ「ん〜〜」。おいしいと言ってるんだろう。
と、2cmほどの大きさのえびせんを一口食べ、半分をこちらに差し出す。口を開けろと言ってるらしく「あ〜〜ん」とすると食べさせてくれた。「ありがとう。おいしい。おいしい。」

気を良くしたのか、続けざま2本3本と食べさせてくれる。ちなみにえびせんは大人用と違いしょっぱさはなく、ほのかに甘い。大人が食べておいしいものではない。「お父さんはいいから全部食べていいよ」と口を閉じると、「いいから食べろ」といわんばかりに唇をこじ開けえびせんを食べさせてくれた。自分のお菓子をわけてくれる優しい子・・・なんだろうか。